プリントサーバーとはプリンタサーバーとはプリンターをネットワークまたはローカルで直接接続したコンピューターをプリントサーバーといいます。 一方、プリントサーバーに印刷許可を受けるコンピューターをクライアントといいます。 単純に共有プリンタともいいます プリントサーバーの構築方法。プリンタを共有する設定以下、Windows 7 もしくはWindows Server 2008にての説明になります
プリントサーバーの構築方法は、いたって単純で、サーバーで接続したプリンターを共有にするだけです 接続したプリンタを右クリックし、「プリンターのプロパティ」を見てみましょう
ここで注目すべきは、ファイル共有のように単純にプリンタを共有するだけではなく「追加ドライバー」をすることです。 上記、「追加ドライバー」の説明を見てみますと このプリンターを他のバージョンの Windows を実行しているユーザーと共有する場合、ユーザーがプリンター ドライバーを検索する必要がなくなるように、追加ドライバーをインストールすることをお勧めします。 つまり共有プリンターに接続してきたクライアントに対し自動でそのプリンタドライバをインストールできます。 プリントサーバーを設置するメリットは、このクライアントへの自動プリンタドライバのインストールにあるでしょう プリントサーバーの共有プリンタをクライアントで使用する方法一般的にPoint and Print によるインストールと呼ばれる方法です Point and Print によるインストールとはプリント サーバー等のネットワーク上の PC から共有されているプリンタを、他のクライアント PC から接続してインストールすることを言います。 具体的には、主に以下の3つの方法があります。
プリンタドライバは何をしているか?プリンタドライバとは、いったい何をするためのものなのでしょうか? プリンタドライバは、「ドライバー」という所以、プリンターを動作させるためのシステムファイルになります プリンターを動作させるには、そのプリンターが解釈できるバイナリファイル(スプールファイル)を作成し、プリンターに送り込む必要があります この動作をプリンタドライバが行っています スプールとは?スプールフォルダのパス・場所プリンタで印刷を行う場合、印刷速度はプロセッサの処理速度よりも遥かに遅い。 このため、印字開始から終了までプリンタにコンピュータのプロセッサが占有されてしまうと、「遊んでいる」時間がほとんどなのに他の作業に使えない状態に陥る。 このような場合には、ハードディスクなどに印刷データを置いておいて、プリンタの印刷の進行状況に応じて、間を空けて少しずつ処理を行うことで、他の処理を並行して行うことができる。 これがスプール処理である。 「デバイスとプリンター」を開き、一つのプリンターを選択すると、メニューに「プリントサーバープロパティ」が表示され「プリントサーバープロパティ」を実行します 「詳細設定」タブに、スプールフォルダのパスがあります スプールフォルダのパスは、C:\Windows\system32\spool\PRINTERS プリントサーバー(共有プリンター)の印刷の仕組みクライアントで共有プリンタを使って印刷命令を出した時、以下のような流れで印刷される
Print Spoolerサービスとは遅延印刷をするために、ファイルを読み込んでメモリに格納します。 参考、Linuxのcupsでwindows用プリントサーバーを構築するとプリントサーバーの動きがわかります プリンターとの通信ポート(TCP通信ポート)プリンターとプリントサーバーは「標準TCP/IPポート・モニタ」は、Raw設定のポート番号9100番(プリンタ側)を使用し、TCP通信を行っています また、上記ネットワークプリンターに対し印刷(通信)しているプログラムのプロセスIDを調べると、spoolsv.exe(Print Spoolerサービス)であることがわかる。 より詳細に印刷の仕組みを知りたい方は、WindowsのPrint Spoolerサービスと印刷時の仕組みを参照して下さい 作成日:2012/2/15 更新日:2012/3/27 |
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