symantec backup exec system recovery 8.5 関連

symantec backup exec system recovery は、Windows OSを対象にしたイメージバックアップのソフトになります。
 
windows 2000 server のサポートもsystem recovery 2010で切れてしましました。
windows 2000 server で使用出来る最後のバージョンがsystem recovery 8.5になります。
(VSSが動作しないwindows 2000ではイメージバックアップする方法が限られてきます。)

バックアップジョブ作成時の詳細オプション、「VSS の完全バックアップの実行」とは

Microsoft Exchange Server 2003 または Microsoft SQL のような VSS 対応アプリケーション用。
このオプションでは次の操作が行われます。

VSS ストレージの完全バックアップを実行する

自身のトランザクションログを確認するために VSS 要求を送信する。

VSS は、どのトランザクションがデータベースに対してすでにコミットされているかを判断し、それらのトランザクションを切り捨てます。(完全バックアップ)
特に、トランザクションログを切り捨てると、ファイルサイズを処理しやすいように保ち、ファイルが使うハードディスクドライブの容量を制限するのに役立ちます。

このオプションを選択しない場合、バックアップは VSS ストレージでそのまま行われます。
ただし、VSS はバックアップ後、自動的にトランザクションログを切り捨てません。(コピーバックアップ)
VSS対応アプリケーション(たとえばSQL Server)のログにはバックアップを実行したログが記載されません(バックアップ時点がSQLから不明状態)。

完全バックアップとコピーバックアップは、
従来のファイルバックアップで考えると、フルバックアップ・差分バックアップをするためにアーカイブビットをリセットするかしないかの違いに似ている。


複数ドライブのスナップショットバックアップロジック

複数ドライブある場合のBackup Exec System Recoveryのバックアップロジックです。
例えば、Cドライブ、Dドライブ、Eドライブとある場合、
一つのバックアップジョブでCドライブ・Dドライブ・Eドライブのバックアップを設定します。
  1. Cドライブのスナップショット
  2. Cドライブのバックアップ
  3. (Cドライブのバックアップデータ検証)

  4. Dドライブのスナップショット
  5. Dドライブのバックアップ
  6. (Dドライブのバックアップデータ検証)

  7. Eドライブのスナップショット
  8. Eドライブのバックアップ
  9. (Eドライブのバックアップデータ検証)
と動作します。
厳密にいうと、各ドライブのスナップショットタイミング(バックアップタイミング)は異なるという事です。
この動作を意識した、OSシステムのドライブ構成設計をとるとよいでしょう。


BESR の不変の動作設計


BESR では、ボリュームのシャドウコピー作成のため、当該ドライブの「連続した空き領域」を確保し、その領域にスナップショットを格納します。
この「連続した空き領域」はバックアップ時のドライブごとに作成されます。

ディスク空き容量不足、正確にはスナップショットを格納するために必要な「連続した空き領域」がバックアップ対象のドライブにない場合エラーが発生します。
解消をするには、可能ならドライブ容量の 24%(少なくとも 6% 以上)の空き領域を確保して、かつ対象ドライブに「連続した空き領域」を確保するため、断片化を繰り返し実行して解消します。
断片化の目安は一概には申し上げられませんが、十分な空き領域が存在する場合は 50% を超えると発生が目立ちます。

上記、エラー発生の場合Windowsブルースクリーンになる場合があります。

基本的に
少ない空き容量のディスク状況下でのBESR動作は想定がされていません

バックアップジョブがぶつかった場合の挙動

スケジューリングされたバックアップジョブを手動で実行し、バックアップ実行中に設定のバックアップジョブスケジュールとぶつかった場合、
実行中のバックアップジョブが完了した後にスケジュールバックアップジョブが動作する。


Backup Exec System Recoveryコンソール画面表示が遅い、なかなか起動しない

Backup Exec System Recoveryのコンソール画面を開こうとすると、画面表示・起動が非常に遅い環境があります。
コンソール画面表示・起動に15分程度要することもあります。
原因は対象のWindows OSのネットワーク環境にあります。
DNSが正常に引けない環境(存在するが反応しない等)ですと、上記のような現象が起きたりします。
テスト的にネットワークのLANケーブルを抜いたり、ローカルネットワーク接続を無効にしたりすることで画面表示・コンソール起動が速くなることを確認できます。
本番環境ではWindows OSのネットワーク環境を正常なものにしておきましょう。


BESR テクニカルサポート情報の収集方法

シマンテックに問い合わせをして、事例ID(case id、Case number)を入手してからになります。

 1. Windows エクスプローラを起動します。

 2. 以下のフォルダを開きます。
    C:\Program Files\Symantec\Backup Exec System Recovery\Utility
  インストールフォルダを変更している場合はインストールフォルダ内の Utility 
  フォルダを開いてください。

 3. SupportGather.exe をダブルクリックします。Symantec Gather 
  Utility が起動します。

 4. 左上の Data to gather リストの以下の項目に青い斜線のマークが
  ついていることを確認します。
     Install Logs
     Server/Engine Logs
     OS Logs

 5. 右上の Output root directory で c:\besrtemp と入力します。
  "\" はバックスラッシュで表示されます。

 6. Case number には事例 ID を記入します。

 7. [Gather] ボタンをクリックします。

 8. 確認画面が表示されたら [Yes] をクリックします。情報の収集が始まります。

 9. 結果のウィンドウが表示されたら [No] をクリックします。

 10. Gather Complete ウィンドウが表示されたら [Close] ボタンを
  クリックします。

 11. [Exit] ボタンをクリックして Symantec Gather Utility を終了します。


更新日:2010/10/07