¥Memory¥Available Mbytes
注: メモリ不足は、SQL Server バッファ キャッシュの効果を低下させます。
¥Memory¥Pages/sec
注: 0 に近いほど適正なレベルです。
このカウンタの値が高いほど、ハード ページフォルト (OS がメモリを確保するためにディスクにアクセスする) がディスク I/O および CPU リソースに負担を与えていることを示します。この問題を解決するには、さらに RAM を追加するか、データベース サーバーから他のアプリケーションを削除します。また、SQL Server が使用可能なメモリ容量を制限する方法もあります。オペレーティング システムの機能上、通常はページングが発生することに注意してください。
¥Processor(_Total)¥% Processor Time
注 : 75% 未満が適正です。
¥System¥Processor Queue Length
注 : プロセッサあたり 2 未満が適正です。
このカウンタが、CPU あたり 2 を超える値の場合は、CPU ボトルネックを示しています。プロセッサを追加するか、システム上の作業負荷を軽減する必要があるでしょう。SQL クエリを調整してインデックスを最適な状態に配置し、I/O および CPU の利用率を軽減してください。
System¥Context switches/sec
注 : 15000 未満が適正です。
値が常に 15,000 を上回る場合は、利用状況が過密状態になっておりシステムの処理速度が低下する可能性があります。この数値は、多数のプロセッサ待ち行列がある場合も、重要なチェック対象となります。
¥Processor(_Total)¥% Privileged Time
¥Processor(_Total)¥% User Time
注 : Total User Time の 15% 未満が Privileged Time の適正値です。
Total Privileged Time は、Total User Time の 15% 未満が適正値です。15% から 25% の場合は、ディスク アレイに問題がある可能性を示しています。このパーセンテージが 25 を超える場合は、ディスク要求を処理するために過剰な CPU サイクルを費やしていることを示してます。メモリを追加するか、より高速または容量の大きいディスクおよび
¥PhysicalDisk()¥Avg. Disk Queue Length
¥PhysicalDisk()¥Current Disk Queue Length
注 : RAID アレイ中の利用可能な物理ディスクあたり 2 未満が適正です。
ディスク サブシステムの物理的なアーキテクチャに、常に気を配ります。RAID 0+1 のドライブに 10 の物理ディスクがある場合は、そのアレイの利用可能な物理ディスク数は 5 です。この例では、ディスク待ち行列の長さは、10 を超えてはなりません。SAN システムでは、比較的大きなディスク待ち行列のカウンタ値が見られますが、これは異常ではありません。
¥SQL Server:Databases()¥Transactions/sec
注 : 時間の経過にともなう負荷増大の程度を表します。
このカウンタ値が、¥SQLServer:Databases(_Total)¥Active Transactions のカウンタ値を超える場合は、サーバーの負荷が超過状態であり、サーバーの最適化を検証する必要性を示しています。
¥SQLServer:Buffer Manager¥Buffer cache hit ratio
注 : 100 に近いほど適正です。
buffer cache hit ratio の値は、高いほど適正です。複数ユーザー単位でデータベースを扱うトランザクション プロセッシング システムでは、この値は 98~99 に達します。この値が小さい場合は、SQL Server にメモリを追加することによって状態を改善できます。この場合、テーブル スキャン頻度とともに参照すると、インデックス / パーティショニングのパフォーマンス改善をチェックできます。
¥SQLServer:Cache Manager(Prepared Sql Plans)¥Cache Hit Ratio
注 : 100% に近いほど適正です。