クラウドとは?プライベートクラウド、パブリッククラウドといわれるクラウドとは?
米国国務省の国立標準技術研究所(NIST: National Institute of standards and Technology)によるクラウドの定義 (2010/02/03現在) オンデマンド・セルフ・サービス
人手を介さずに自動的にコンピューティング・リソースを提供 ユビキタス・ネットワーク・アクセス
標準的な方法でクライアント、もしくは携帯電話、携帯端末当からの利用 リソース・プール
コンピューティング・リソースは共通インフラとしてプール化され、要求に応じてオンデマンドに提供できる 迅速な展開、拡張、縮小
いつでも迅速に且つ自動的にコンピューティング・リソースの展開、拡張、縮小が出来る 管理されたサービス(Measured service)
監視機能による自動的菜管理や最適化が出来る
つまり、「標準化」と「自動化」で出来るサービスと言える。 上記を達成するためには、現在の技術を考えたら「仮想化」は欠かせないといえる。
サーバーの仮想化とクラウドにはこのような関係があり、クラウドには技術的にはサーバーの仮想化がキーになるといえると思われる。
VMware が考えるクラウド(クラウドOSを目指すVMware)「(動作してくれれば良い)何か」の自由度を選べるサービスと考えている。 具体的に言うと、 - ソフトウェアを利用に応じて提供するSaaS(Software as a Service)
- SaaSの開発・実行環境などのプラットフォームを提供するPaaS(Platform as a Service)
- CPU・ストレージなどコンピューターのインフラを提供するIaaS(Infrastructure as a Service)
どこまで自由に使えれば十分かをユーザーが選び、サービスを利用する。 どこまでが標準(共通)で、どこから自由になれば十分かということ。
イメージ的には、車のサービスが当てはまる。 昔は車は買うものだった。しかし、現在は - 車を買う
- レンタカー利用
- カーシェアリングサービスを利用
と選択が自由。 改造したい人は車を買うし、標準的な車でよければレンタカーを借りる。 また、レンタカーとカーシェアリングでどちらか自分にあったメリットのサービスかを考え利用する。 まさにこの車のサービスのイメージがクラウドサービスのイメージに近いと考えているそうです。
「VMware Virtualization Forum 2009」より。
更新日:2010/02/03 |