Windowsディスク用語:ディスク初期化・ディスク・パーティション・ボリューム。2TB?

 
対象:
Windows Server 2008 R2
(Windows 2000 Serevr 以上)

Windows でディスク用語でディスク・パーティション・ボリュームはたまた
ベーシックディスク・ベーシックボリューム・ダイナミックディスク・ダイナミックディスク・
MBRディスク・GPTディスク
といろいろ出てきますが、用語の整理をしましょう。



Windowsで言うところの「ディスク」とは?

Windows用語として「ディスク」とは
「コンピュータに取り付けられている記憶装置。」を示します


上記「ディスクの管理」上の、「ディスク0」「ディスク1」「ディスク4」という横のラインがディスクを示します。

Windowsでディスクを使用するには「ディスクの初期化」が必要。ディスクの初期化とは?

windows上では、新規ディスクに対し「ディスクの初期化」という処理が必要。
簡単に言えば、Windows上でその「ディスク」をハード的に認識すること・認識する方法を決める処理になる。

新しいディスクを「ディスクの初期化」するには
  1. [ディスクの管理] で、初期化するディスクを右クリックし、[ディスクの初期化] をクリックします。
  2. [ディスクの初期化] ダイアログ ボックスで、初期化するディスクを選択します。マスター ブート レコード (MBR) パーティション スタイルと GUID パーティション テーブル (GPT) パーティション スタイルのどちらを使用するかを選択できます。
つまり、「ディスク」に対するパーティション方式
  • MBRディスク
  • GPTディスク

を決定する処理になる。

ディスクの署名とは

「署名」とは、Windows NT系のOS(Windows NT/2000/XP/Server 2003)が識別のためにディスクに付ける32bitのランダムなID数値であり、これによってディスクが交換されたかどうか、新規のディスクであるかどうかなどを識別している。
購入直後のディスクにはこの署名データがないが、システムにディスクを装着してOSを起動すると、ディスクに署名が書き込まれる


パーティション方式:MBRディスクとは?GPTディスクとは?2TBの壁を超える?

ディスクのパーティションとは、

上記で言うところの「ディスク0」にあるディスクを分割する方法だ。
ディスク1に比べディスク0は、4個つのに敷居・四角に区切られている(パーティション)のがわかると思う。
この区切り方が「パーティション方式」という。

パーティション方式には、従来からある「MBR」という方式と「GPT」という方式がある。
それぞれ、パーティション方式を決めたディスクを「MBRディスク」「GPTディスク」と言う。
パーティション方式はパーティションスタイルとも言われる。

GUID パーティション テーブル (GPT : GUID Partition Table)。2TB以上のパーティション作成可能!

Itanium ベースのコンピュータが備える拡張ファームウェア インターフェイス (EFI) で採用されている、ディスク パーティション方式。
GUID パーティション テーブル (GPT) 方式では、1 台のディスクに 128 個のパーティションを作成でき、18 エクサバイト (EB) の容量を持つボリュームをサポートし、プライマリ パーティション テーブルとバックアップ パーティション テーブルを保持して冗長性を持たせることができるほか、ディスクとパーティションに一意の ID (GUID) を付けることができます。
したがって、マスタ ブート レコード (MBR) パーティションよりも優れています。 

↑ MBRディスク
↑ GPTディスク

GPTディスクの方が、1ディスクに対し区切れるパーティション数やボリュームサイズを2TB以上に出来るといったMBRディスクより優れている一方、MBRディスクよりGTPディスクの方が多少認識できるサイズ(ディスク容量)が少ないことが上記「ディスク1」よりわかる。

ダイナミックディスクでも同じ結果



WindowsでもLinuxでも、2TB以上のディスクボリュームが作成出来ない制限・仕様は、このパーティション方式(パーティションスタイル)の違いにあるのです。


注意点としては以下のような現象があります。

Windowsで言うボリュームとパーティションの違いは?

Windowsディスク用語で「ボリューム」「パーティション」の違いは、簡単に言うと、ファイルシステムでフォーマットされているかされていないかの違いです。 (がしかしパーティションとボリュームという用語は、よく同じ意味で使用されます)。


上記、「ディスク1」に二つの四角がある左側は「ボリューム(F:)」でボリューム、右側は「見割り当て」でパーティションという。
パーティションは「ディスク1」での上記二つの仕切り・区切りを意味したりもする。

ボリュームとは

ハード ディスク上の記憶領域。
ファイル アロケーション テーブル (FAT) や NTFS などのファイル システムを使ってフォーマットされ、ドライブ文字が割り当てられています。
エクスプローラまたはマイ コンピュータでボリュームのアイコンをクリックすると、ボリュームの内容を見ることができます。
1 台のハード ディスクに複数のボリュームを作成することや、複数のハード ディスクにまたがるボリュームを作成することが可能です。 

パーティションとは

物理的に異なるディスクであるかのように機能する物理ディスク上の部分。
パーティションは、その作成後に、フォーマットしてドライブ文字を割り当てない限り、データを格納することができません。 

Windowsでボリュームの作成





windowsではパーティションの作成は登場せず、ボリュームの作成のみが通常登場する

Windowsで言うベーシックディスクとは?ダイナミックディスクとは?


ベーシックディスクとダイナミックディスクの違いは、
「ベーシックディスク」を選択したディスクでは、「シンプルボリューム」しか出来ないが
「ダイナミックディスク」を選択したディスクでは、「シンプル ボリューム」、「スパン ボリューム」、「ストライプ ボリューム」、「ミラー ボリューム」、「 RAID-5 ボリューム」と複数の複雑なボリュームが作成できる。
また「ベーシックディスク」で作成したボリュームを「ベーシックボリューム」と言い、「ダイナミックディスク」で作成したボリュームを「ダイナミックボリューム」と言う。




ベーシック ディスクとは

MS-DOS およびすべての Windows ベース オペレーティング システムからアクセスできる物理ディスク。
ベーシック ディスクには、プライマリ パーティションを 4 つまで、または 3 つのプライマリ パーティションと 1 つの拡張パーティションを作成できます。
拡張パーティションには複数の論理ドライブを作成することが可能です。
複数のディスク装置にまたがるパーティションを作成するには、ディスクの管理またはコマンド ライン ツールの Diskpart.exe を使用して、まずベーシック ディスクをダイナミック ディスクに変換する必要があります。 

ベーシック ディスクでは 4 つのプライマリ パーティションまたは 3 つのプライマリ パーティションと 1 つの拡張パーティションを使用できます。
拡張パーティション内には、複数の論理ドライブを作成できます (最大で 128 個の論理ドライブがサポートされます)。
ベーシック ディスクのパーティションでは、他のパーティションとデータを共有または分割することはできません。(ダイナミックディスクと比較して)

ベーシック ボリュームとは

ベーシック ボリューム上にあるプライマリ パーティションまたは論理ドライブ。 

ダイナミック ディスクとは

複数のディスクにまたがるボリュームなど、ベーシック ディスクにはない機能を利用できる物理ディスク。
ダイナミック ディスクでは、内部データベースを利用してダイナミック ボリュームの情報とコンピュータ上の他のダイナミック ディスクの情報を追跡しています。
ベーシック ディスクをダイナミック ディスクに変換するには、[ディスクの管理] スナップインまたはコマンド ライン ツールの DiskPart を使います。
ベーシック ディスクをダイナミック ディスクに変換すると、既存のベーシック ボリュームはすべてダイナミック ボリュームになります。 

ベーシック ディスク上では、パーティションはベーシック ボリュームと呼ばれており、プライマリ パーティションと論理ドライブがあります。
ダイナミック ディスク上では、パーティションはダイナミック ボリュームと呼ばれており、ダイナミック ボリュームには、シンプル ボリューム、スパン ボリューム、ストライプ ボリューム、ミラー ボリューム、および RAID-5 ボリュームがあります。 

ダイナミック ディスク上には、ベーシック ディスクで使用されるプライマリ パーティションのように機能する多数のダイナミック ボリューム (約 2000) を作成できます。
一部のバージョンの Windows では、別々のダイナミック ハード ディスクを結合して単一のダイナミック ボリュームを作成したり (スパニング)、パフォーマンスを高めるために複数のハード ディスク間でデータを分割したり (ストライピング)、信頼性を高めるために複数のハード ディスク間でデータを複製したりできます (ミラーリング)。
(言葉を意味するように、ダイナミックなディスクと言えます。)

ダイナミック ボリュームとは

ダイナミック ディスク上のボリューム。
ダイナミック ボリュームには 5 つの種類があります。
シンプル ボリューム、スパン ボリューム、ストライプ ボリューム、ミラー ボリューム、および RAID-5 ボリュームです。
ダイナミック ボリュームはファイル アロケーション テーブル (FAT) や NTFS ファイルなどのシステムでフォーマットされ、それぞれドライブ文字が割り当てられます。


Windowsのディスク構成設計・ボリューム設計


2TB以上のボリューム(ドライブ)を使用したい
→ GPTディスク選択

複雑なディスクボリューム(スパン ボリューム、ストライプ ボリューム、ミラー ボリューム、RAID-5 ボリューム)を作成したい
→ ダイナミックディスク選択

それ以外特に要件がなければ、標準であるMBRパーティション方式のベーシックディスクを選択する


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作成日:2010/10//04
更新日:
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