ホスト
ストレージシステムに接続されるコンピュータ。
このコンピュータは、ストレージシステムへの接続方法に基づいて、管理ステーションまたはサーバと呼ばれます。
HAホスト(高可用性ホスト)
HBAを2つ持つ冗長化されたホスト
ストレージシステム
ストレージプロセッサのあるシステム:
AX4-5iやCX4 ストレージシステム。アレイとも言う。
ストレージプロセッサ
(Storage Processor、略SP)
プロセッサ、メモリモジュール、サーバとディスクモジュール間のI/Oを管理する制御ロジックを持つプリント基板(ボード)。
一般的に、コントローラとも言われる。CPUモジュール。
フロント・エンド (Front End、略FE)
ストレージシステムを中心に見た場合(ストレージベースの用語)で、フロントエンドは、ストレージシステムの外部を意味します。
FCやiSCSIといったストレージシステムのポートに対し、フロントエンドポート(FEポート)と言います。
バック・エンド (Back End、略BE)
ストレージシステムを中心に見た場合(ストレージベースの用語)で、バックエンドは、ストレージシステムの内部を意味します。
ストレージシステムの内部に向いているFCポートをバックエンドポート(BEポート)と言います。
I/Oモジュール
フロントエンドポート(FEポート)やバックエンドポート(BEポート)といった、I/Oの拡張カードをI/Oモジュールと言います。
CRU (Customer Replaceable Unit)
お客様による交換が可能なユニット(部品)
FRU(Field Replaceable Unit)
フィールド交換可能ユニット(部品)。
NDU (Nondisruptive Upgrade)
無停止アップグレード。
ストレージ・ソフトウェアおよびFLARETMオペレーティング・システムのオンライン・アップグレード。
SPS (スタンバイ・パワー・サプライ)
ストレージシステムのスタンバイ電源装置。
ライト・キャッシュ内のデータを、最初の5台のドライブ内に設定されたリザーブ領域に安全に移行することにより、電源障害が発生した場合でも、ストレージ・システムを適切にシャットダウンできます。
SPE (ストレージ・プロセッサ・エンクロージャ)
ストレージプロセッサ(SP)の付いたエンクロージャ(筐体)。
CX4の場合、ディスクレス。
DAE (ディスク・アレイ・エンクロージャ)
ストレージプロセッサ(SP)の付いたエンクロージャ。
ディスクが搭載されているエンクロージャ(筐体)。
CMI(CLARiXメッセージ・インターフェイス)
マルチレーンPCI Expressブリッジ・リンクを使用。
PCI Expressバスを通して、相手SPのキャッシュのミラーリング、各SPの構成の共有、ハートビート、等に使用される
LCC (リンクコントローラカード)
SPE(ストレージプロセッサエンクロージャ)と、DAE(ディスクアレイエンクロージャ)を接続するためのカード。
4Gb/sで接続できます。
デュアル・ポート・ディスク
CX4はデュアルポートディスクドライブ(2つの接続インターフェイスをも持つディスク)を使用しています。
SP(ストレージプロセッサ)が2つあり、1つのディスクも各SPにそれぞれ接続し冗長化を図るためです。
EMCの上位ストレージシステムはどのモデルも2つのSP(ストレージプロセッサ)を持ちます。
SFP
小型フォーム・ファクタ・プラグ。
①SFP GBICポート
②プラグの下のラッチ