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chkntfs


ダーティビットによるWindowsシステム起動時の自動chkdskをスキップする

ダーティビットとは?

Windows NT以降のOSでは、「必要のある場合にのみ、システム起動時にchkdskを実行する」というふうになっている。
具体的にいうと、「ファイル・システムのダーティ・ビット」がセットされていると、「システム起動時にそのボリュームに対してchkdskを実行する」のである。
「ダーティ・ビット」とは、各ボリュームごとに備えられている特別なステータス・ビットであり、OSの起動時(正確には、ボリュームのマウント時)にセットされ、OSの終了時にクリアされる。
もしシステムが突然の障害や電源断、リセットなどにより、稼働途中で強制的に終了、再起動したりすると、ダーティ・ビットはセットされたままになる。

この状態でシステムを起動すると、ダーティ・ビットがセットされたままなので、システムに異常が発生したことが分かる(正常終了していれば必ずクリアされているはずだから)。
するとOSはchkdskを実行し、ファイル・システムの整合性、一貫性を検査する。


chkntfs /?

CHKNTFS ボリューム [...]
CHKNTFS /D
CHKNTFS /T[:時間]
CHKNTFS /X ボリューム [...]
CHKNTFS /C ボリューム [...]

  ボリューム  ドライブ文字 (文字の後にはコロンを付ける)、マウント
               ポイント、ボリューム名を指定します。
  /D          コンピュータを既定の動作に戻します。
              起動時にすべてのドライブを検査し、エラーがあったドライブに
              対して CHKDSK を実行します。
  /T:時間     指定された時間を秒に変換して、AUTOCHK を開始するカウント
              ダウン時間へ設定します。
              時間が指定されていなければ、現在の設定を表示します。
  /X          ドライブを既定の起動時の検査から除外します。
              除外するドライブは、このコマンドを実行するたびに指定する
              必要があります。
  /C          ブート時にドライブを検査するようにスケジュールします。
              ドライブにエラーがある場合、chkdsk が起動されます。

スイッチが指定されていない場合、指定されたドライブにエラーがあるかどうか、
次回の再起動で確認を行うようスケジュールされているかどうかを表示します。


ダーティ・ビットの検査

指定されたドライブがダーティな状態かどうか(ダーティ・ビットがセットされているかどうか)をチェックするには、単にドライブ名だけを指定する。

C:\>chkntfs c: d:
ファイル システムの種類は NTFS です。
C: が正しくありません。/C オプションで次回起動時に
このドライブに対して CHKDSK を起動するようにスケジュールできます。
ファイル システムの種類は FAT32 です。
D: は正常です。  

 Windows XP/Windows Server 2003ならば、これは以下のコマンド(fsutil dirty query)に相当する。

C:\>fsutil dirty query c:
ボリューム - c: は Dirty です

C:\>fsutil dirty query d:
ボリューム - d: は Dirty ではありません 

自動チェックのスキップ

 指定されたドライブの自動的なchkdskをスキップするには、/Xオプションにドライブ名を指定する。例えばC:とD:のチェックをスキップするには次のように入力する。

chkntfs /x c: d: 

 これにより、C:とD:が自動検査の対象から除外される。なお複数のドライブを指定する場合は、1回のコマンドで入力しなければならない。複数回指定すると、最後のものだけが有効になる(例:「chkntfs /x c:」と「chkntfs /x d:」なら、D:だけが除外の対象となる)。

コンピュータを既定の動作に戻す


chkntfs /d


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