CHKNTFS ボリューム [...]
CHKNTFS /D
CHKNTFS /T[:時間]
CHKNTFS /X ボリューム [...]
CHKNTFS /C ボリューム [...]
ボリューム ドライブ文字 (文字の後にはコロンを付ける)、マウント
ポイント、ボリューム名を指定します。
/D コンピュータを既定の動作に戻します。
起動時にすべてのドライブを検査し、エラーがあったドライブに
対して CHKDSK を実行します。
/T:時間 指定された時間を秒に変換して、AUTOCHK を開始するカウント
ダウン時間へ設定します。
時間が指定されていなければ、現在の設定を表示します。
/X ドライブを既定の起動時の検査から除外します。
除外するドライブは、このコマンドを実行するたびに指定する
必要があります。
/C ブート時にドライブを検査するようにスケジュールします。
ドライブにエラーがある場合、chkdsk が起動されます。
スイッチが指定されていない場合、指定されたドライブにエラーがあるかどうか、
次回の再起動で確認を行うようスケジュールされているかどうかを表示します。
ダーティ・ビットの検査
指定されたドライブがダーティな状態かどうか(ダーティ・ビットがセットされているかどうか)をチェックするには、単にドライブ名だけを指定する。
C:\>chkntfs c: d:
ファイル システムの種類は NTFS です。
C: が正しくありません。/C オプションで次回起動時に
このドライブに対して CHKDSK を起動するようにスケジュールできます。
ファイル システムの種類は FAT32 です。
D: は正常です。
Windows XP/Windows Server 2003ならば、これは以下のコマンド(fsutil dirty query)に相当する。
C:\>fsutil dirty query c:
ボリューム - c: は Dirty です
C:\>fsutil dirty query d:
ボリューム - d: は Dirty ではありません
自動チェックのスキップ
指定されたドライブの自動的なchkdskをスキップするには、/Xオプションにドライブ名を指定する。例えばC:とD:のチェックをスキップするには次のように入力する。
chkntfs /x c: d:
これにより、C:とD:が自動検査の対象から除外される。なお複数のドライブを指定する場合は、1回のコマンドで入力しなければならない。複数回指定すると、最後のものだけが有効になる(例:「chkntfs /x c:」と「chkntfs /x d:」なら、D:だけが除外の対象となる)。